オーロラ観測を終え帰国、イレギュラーの連続で日本帰着が2日遅れに

2017年9月 アメリカ・アラスカ州へ

アメリカのアラスカ州アンカレッジへ飛行機で入り、ドライブしながらフェアバンクスへ向かい、オーロラ観測にチャレンジします。 途中、デナリ国立公園(デナリは日本ではマッキンリーとしてよく知られています)にも立ち寄ります。 この旅の一連の流れは2017 9月 アメリカ(アラスカ オーロラ!)から確認できます。



オーロラ観測の旅を終えアンカレッジから帰国

デナリ国立公園での大自然を堪能し、フェアバンクスでは4日滞在し2日間オーロラを見ることができました。 アラスカの旅を終え、日本へ帰国です。

2017年9月16日、UA1104便、アンカレッジ23:55発デンバー行きに搭乗します。 デンバーからは5時間程度の乗り継ぎ時間を経て成田へ飛ぶ予定でした。

搭乗ゲートは、アンカレッジ空港のゲートB5。

ゲートにやってきたときは、定刻の出発予定でした。

ゲートの前には、CINNABONがあります。 甘ーい匂いが周囲に漂っていました。 深夜便ですが、ファーストクラスで軽食が出るのでここは辛抱です。

搭乗です

何の問題もなく搭乗しました。 個人用モニターが装着されています。

アラスカですが、9月中旬の深夜です。 外は真っ暗でした。

アメリカ国内線のフライトではありますが、アンカレッジ~デンバー間は遠いです。 距離は、羽田~石垣往復に匹敵、搭乗時間は6時間近くあるのです(後日加筆: アンカレッジからデンバーへは5時間と少し)。 座席回りを自分の好みに合わせてセッティングします。 ファーストクラスではありますが、やはりB737-800の座席はショボいですね。

ウエルカムドリンクに赤ワインをもらいました。 これでぐっすり寝ようと思っていたのですが。。。

飛行機のナビゲーションシステムに不具合発生

乗客全員の搭乗が済んで、そろそろドアクローズかと思いきや、機内前方では何やら人の出入りが激しいです。 メンテナンスの係員も乗り込んできました。

飛行機のナビゲーションシステムに不具合があり、修理をするのでしばらく待ってほしい、そのうち夜間で交換するナビゲーションシステムの手配に時間がかかる、アラスカエアラインのサポートを受けるが空港に到着するまで少し時間がかかるといった説明がなされました。

真夜中のターミナルに全員降機

2017年9月時点でユナイテッド航空は、アンカレッジ発着の旅客便を1日2便(デンバーとシカゴへ)運航しているだけなので自前でのメンテナンスではなくアラスカ航空のサポートを受けていたのだと思います。 さらにこのトラブル発生が真夜中ということも災いしました。 修理にどれだけ時間がかかるかわからないので、いったん全員降機となりました。

降りてきたときには夜中の12時半過ぎ。 もうターミナル内のお店は閉まっていて、人もいません。 とても静かでした。 CINNABONを買っておけばよかったなと思いました。

どうなるのか心配そうに訪ねている方がちらほら。 詰め寄っているという感じではありませんでした。

ゲート係員は、「15分おきに状況説明するので遠くに行かずゲートの周りにいてください」、「飲み物とスナックの手配をしています」とアナウンスしていました。

ユナイテッド航空が飲み物とスナックの手配をするということは、相当な遅れが見込まれるんだろうなと思いました。

なんと16時間遅れが決定

降機後30分ほどしてからの運命のアナウンスです。 「メンテナンスに時間がかかるため16時間遅れで出発することになりました」

皆さん、相当な遅れにはなりそうだと予想はしていたものの「16時間遅れ」にはちょっとびっくりでした。 ナビゲーションシステムの交換の問題だけではなかったかもしれません。 6時間近くのフライトなので、ひょっとしたらパイロットの乗務・休憩時間のルールも影響したかもしれません。 アンカレッジという僻地でユナイテッド航空は1日2便しか飛ばしていないので代替機や代替乗員の手配もままならないでしょう。

スケジュール再調整

セキュリティエリアを出て、チェックインした荷物を引き取った上、スケジュールを再調整してもらうためにユナイテッド航空のチェックインカウンターへ向かいました。

午前1時過ぎのユナイテッド航空のチェックインカウンター前です。

こちらが用意された飲み物とスナック。 水、コーラ、ダイエットコーク、それにポテチ。 うーん、もうちょっと工夫があってもよさそうなのに。 でも夜中でターミナル内の全てのお店が閉まっているのでなかなか難しいかも。

これが夜中の3時頃。 なかなか人が減りません。 エイドリアンが並んだプレミアレーンで1時間に2人(グループ)しか前に進みません。

少し疲れが見え始めた時でもあります。 でも皆さん、おとなしく待ってます。 ユーモアを交え、周囲の方々と話し合っているのはさすが。 これがアジアの某国であれば大変なことになったかもしれません。

カウンター前のユナイテッド航空の係員と乗客とのやり取りに聞き耳を立ててみました。 簡単に言うと、ユナイテッド航空は1日2便(デンバー・シカゴ行き)の自社便に振り替えたい(コストを抑えたい)、乗客は他社便に振り替えてもらって早く帰りたい(遅れの時間を短くしたい)、そこで話がなかなかかみ合わず、一人一人のスケジュールの再調整(rerouting)に時間がかかっているのでした。 天候理由ならともかく、今回は機材のナビゲーションシステムの不具合なので完全に航空会社側の理由による遅れです。 もう少し顧客寄りの柔軟な対応があっても良いのにと感じました。 でも、そこは交渉次第で何とでも変わってくるアメリカです。 皆さん頑張って交渉しある程度納得のゆく便に振り替えてもらっていました。 まあこういうプロセスを踏んでいると一人ひとりに多くの時間を費やすので行列はなかなか短くなりませんね。

そうこうするうちに明け方の4時を回りました。 隣のデルタ航空のカウンターがオープンしました。 アメリカの空港の朝は本当に早いです。

結局、朝の5時過ぎにエイドリアンの順番が回ってきました。 いろいろとやり取りがありましたが、最終的に次のように変更されました。 日本へは当初よりも1日遅れで到着することになります。

変更前の旅程: アンカレッジ(機内泊) ~ デンバー (機内泊)~ 成田 ~ 大阪(伊丹)

変更後の旅程: アンカレッジ ~ デンバー(宿泊) ~ サンフランシスコ (機内泊)~ 羽田 ~ 大阪(伊丹)

変更後の旅程を組む上で日本行きのビジネスクラス(デンバー~成田も含めて)はほとんど空席がなかったことは予めチェックして分かっていました。 その中で何とか米国国内線はファーストクラス、国際線はビジネスクラスで調整してもらえたのでまあ良しとしました。 おまけに、羽田~大阪(伊丹)のNH便がなぜかファーストクラスになっていました。 本当? 混乱の中でスケジュールの組み直しを進めているので手違いでそうなったのかもしれません。 最後にホテルのバウチャーとミールクーポン($20 x 3枚)を受け取りました。 ミールクーポンの金額は人によって違っていたようです。 ブッキングクラスやステータスによって違いがあったのかもしれません。

この時点で朝の5時半過ぎでした。 16時間遅れとはいえ既に6時間近くロスしています。 再出発まで10時間です。 ユナイテッド航空に手配されたホテルへシャトルバスで向かいました。

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短い時間でしたがが、睡眠をとりました。 10時過ぎに朝食を提供するレストランへ。 朝食はバッフェスタイルではなく、メニューを見ながら個別に注文を取ります。 合計60ドルのミールクーポンは朝食にも使います。 20ドル分を使って朝からがっつりとステーキです。

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そして午後1時半ころのホテルのシャトルバスで空港へ戻ったのでした。

空港での対応に対する感想

飛行機は機械ものなので不具合は必ず発生します。 不具合が発生するのが良いとは言いませんがメンテナンスをしっかりして不具合の頻度を極力少なくしてほしいですね。

今回一番大変な思いをしたのは、スケジュール再調整のために深夜の空港ターミナル内で約5時間立ったまま待たなければならなかったことです。 深夜の突然のことなので、対応も難しいだろうなあということは分かりますが、少し工夫があっても良いのにと感じるところはありました。 まずは順番待ちの整理券を配布して長時間立ったまま待たなくても良いようにすることは簡単にできそうだけどなあ。 それから、やはり今回の遅延は航空会社側の事情です。 スケジュールの再調整にあたっては始めから柔軟な姿勢で臨んでほしいですね。 スケジュールの再調整のために乗客一人一人と時間を取りすぎです。 アンカレッジのユナイテッドの職員さんとこういったことを立ち話しましたが、一職員では難しいだろうね。

ユナイテッドの職員さんは、デンバー行きの便を見送った後は、その日の仕事は終了ということだったのではないかと思いますが、このトラブルのために皆さん明け方まで徹夜の仕事になったわけです。 乗客の皆さんも疲れていましたが職員の皆さんも相当お疲れだったと思います。 いくら仕事とはいえ、休みなしでよく頑張ってくれていたと思います。

ユナイテッド航空からはお詫びのメール

16時間遅れのデンバー行きの機内でWi-Fiを利用している最中にユナイテッド航空から「We apologize …」で始まるお詫びのメールが届きました。 そのメールの中の指定されたリンクをクリックするとお詫びの印としてマイルか航空券購入時に利用できるバウチャーをいただけるとの説明がありました。 ユナイテッド航空をよく利用するエイドリアンにとってはバウチャーは現金と同じなのでバウチャーを選択しました。 それほど小さくはない額のバウチャーでした(具体的な金額は人によって異なるかもしれないしちょっとsensitiveなところかもしれないのでここでは伏せておきます)。 次回の航空券購入時に利用させていただきます。

昨晩の混乱した空港ではお詫びをどうするかという判断は難しかったと思います。 遅延が決まってから18時間後くらいのお詫びのメールだったので迅速な対応だったと感じました。

このストーリーはこれでは終わりません

タイトルに「イレギュラーの連続で日本帰着が2日遅れに」と記載しました。 そうです、実はこの後またイレギュラーがあり、結局日本への帰着が2日遅れになったのです。

エイドリアンはこれまで多くの回数飛行機に乗ってきましたが、2回連続で搭乗後に降機、3日連続でホテルのクーポン・ミールバウチャー・American Expressの航空機遅延補償のお世話になるというのは初めての経験でした。

この後のドタバタ劇については、以降のブログ記事で順次紹介していきます。 ご期待ください。