アラスカにあるデナリ国立公園 往復11時間!のWonder Lakeバスツアーに参加

2017年9月 アメリカ・アラスカ州へ

アメリカのアラスカ州アンカレッジへ飛行機で入り、ドライブしながらフェアバンクスへ向かい、オーロラ観測にチャレンジします。 途中、デナリ国立公園(デナリは日本ではマッキンリーとしてよく知られています)にも立ち寄ります。 この旅の一連の流れは2017 9月 アメリカ(アラスカ オーロラ!)から確認できます。



デナリ国立公園へ

デナリ国立公園(Denali National Park and Preserve)は、北米最高峰のデナリ(マッキンリー山)を含む米国アラスカ州内陸部に位置する国立公園です。 今回のオーロラ観測旅行では、アンカレッジに飛行機で入り、そのあとレンタカーでフェアバンクスへドライブしました。 デナリ国立公園へのアクセスポイントは、アンカレッジからフェアバンクスへ向かう途中、2/3くらい走った場所に位置します。


下の写真はデナリ国立公園の入り口です。 アメリカの国立公園の入り口には通常こういった看板がかかっています。 エイドリアンはいろいろな公園の看板を見てきましたがデナリ国立公園の看板は間違いなく最大級です。

どれくらい大きかったかというと。。。

写真のおじさんの背の2倍はありますね。

ビジターセンターへ

アメリカの国立公園には多くの場合、ビジターセンターが設置されています。 ビジターセンターでは、国立公園内の安全(熊の出没なども教えてもらえます)や天候情報、公園全体やトレイルの地図・ニュースレターの提供、見どころの説明、公園を紹介する映像放映などを行っています。 もちろん相談したいことや質問があればパークレンジャーさんが丁寧に対応してくれます。

こちらがデナリ国立公園のビジターセンターです。

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デナリ国立公園のビジターセンターの掲示板に記載されていた熊に出会った時の対処法ですが、何となく人間社会にも通じるものがあるように感じました。 手に負えそうにない大物が目の前に現れたら;

1. 一定の距離をとって安全を保つ
2. 大声でまくし立てて相手が近寄ってこないようにする
3. 自分を大きく見せる、首相夫人を使うとか
4. 力技でやっつける

というとこですね。

バスツアーチケットはWilderness Access Centerで

デナリ国立公園は、野生生物を保護し自然景観を維持するために個人が自家用車・レンタカーでアクセスできるエリアを制限していて検問所(Savage Check Station)を設けています。 デナリ国立公園の奥の方に入り、より多くの野生動物と出会い、デナリ(マッキンリー山)を近くで見るにはバスツアーに参加する必要があります。

下の写真はウィルダネス・アクセス・センター (Wilderness Access Center)です。 バスツアーの現地予約はこちらで行います。 バスの発着もこちらです。 ビジターセンターからは車で数分のところにあります。

チケットを買った日はご覧のようにとってもいい天気でした。 残念ながらバスツアーに参加したこの翌日はあいにくの曇り空だったんです。

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野生動物は朝・夕に活発に活動します。 野生動物を見たいと思う観光客が参加するバスツアーは早朝出発便から順に埋まっていきます。

バスツアーに確実に参加するために

バスツアーの現地予約用に開放されているのは全座席の35%です。 残りの65%の座席はインターネット予約用です。 現地に入ってからの予約では35%のチケットの争奪戦となりますが、このバスツアーはとても人気があり、すぐに売り切れてしまいます。 エイドリアンが訪れた9月中旬(バスツアーシーズン終了の時期)であっても、一番人気の往復11時間のWonder Lakeバスツアーは当日のチケットは売り切れ、翌日の最後の便に空きがあるだけでした。

バスツアーに確実に参加するためには事前予約する方が良いと思います。 予約は以下のサイトから行えます。

Denali National Park & Preserve provides visitors an adventurous day of hiking, whitewater rafting, touring, and camping.

デナリ国立公園のバスツアーを説明するオフィシャルサイトはこちらです。

往復11時間のWonder Lakeツアーに参加

飲み物とランチ、おやつなどはすべて自分で用意し、ウィルダネス・アクセス・センター (Wilderness Access Center)へ。 一旦出発すると途中で飲食物を調達することはできません。 エイドリアンは朝9:45発の最終便を利用しました。 往路の景色が良く野生動物が見えやすい左側の席を獲得するために9:20頃にはツアー参加者が列を作り始めていました。

9:35分頃にWonder Lakeツアーバスが到着しました。 このバスに往復11時間お世話になります。 行き先が違うバスも同じところから出発するので、バスの行き先掲示と出発時刻をよく確認し間違えないようにしましょう。

途中の休憩場所などで撮ったツアーバスの写真です。 クリックすると拡大します。

タイヤは大きくとても太かったです。 未舗装道路が続くので、安定した走行のためにだと思います。

バスツアー出発です!

ツアーバス車内です。 2-2の並び。 飛行機のエコノミークラス程度の座席間隔です。 ビジネスクラスもファーストクラスもありませんよ。

出発してすぐに現れた雌のムースです。

バスの中、休憩場所での様子です。 暖かい服装をしていきましょう。

野生動物を見つけると、「STOP」と叫ぶのがルールです。 すると運転手さんがバスのスピードを落とし、また時にはバスを停車させます。 動物がいる方角は時計の12時の方角を使って示します。 例えば真正面の場合は12時の方向、左手の場合は9時の方向です。

このツアーを楽しむためには双眼鏡は必須です。 忘れずに持っていきましょう。 野生動物がすぐ目の前に現れるのはそうそうありません。 カリブー(トナカイ)やドールシープの群れ、そしてグリズリーベア(熊)は何度か現れましがいずれも少し距離が離れていました。 そういった場合でも双眼鏡があればばっちりです。

途中の停留所・トイレ休憩

このバスツアー、途中で乗降者できます。 ただし、自分が行きたいところへいく最終便に乗っている場合は当然ですが降車はダメですね。 時刻表をもとに自分でしっかりと確認しましょう。

時刻表(クリックすると拡大)にあるように、バスの停留所が何か所かにあります。 各々の停留所にはトイレが設置されていて10分程度のトイレ休憩があります。 トイレ休憩の時に、何時何分に出発すると説明されるので必ずその時間までに戻りましょう。 降車可能なシステムですから、時間になっても戻らなければ降車したとみなされてバスは発車してしまいます。 日本のように点呼・人数確認などしてくれません。

最初の停留所・トイレ休憩所はTeklanika Riverというところでこのようなスケールの大きな眺めを楽しめます。 動画です↓

ガードレールのない断崖は足が竦みます

深い崖のすぐ脇を走ります。 ガードレールはありません。 数十センチ踏み外すと、何百メートルもの崖下へコロコロです。 下の方~に見える川のあたりまで転がっていくのかなとちょっとビビッてしまいます。

アイルソンビジターセンター(Eielson Visitor Center)

デナリ国立公園の一番奥の方にあるビジターセンターです。 停留所としても大きく、ここではバスの時間調整も行われていて、往復とも休憩時間はたっぷり取ってもらえました。

休憩時間の間にデナリ国立公園の勉強ができます。 いろいろな展示物があります。

トレイルを歩いた時の動画です。

折り返し点 Wonder Lake

出発から5時間以上かけてWonder Lakeに到着です。 ここで問題ありました。 この湖畔には小さな虫(蚊ではないけど蚊と同じくらいの大きさの虫)が無数に舞っていて、耳に入る、鼻に入る、下手に喋ると口の中にまで入ってくるくらいでした。 防虫スプレー必須です!

タイムラプスで撮ってみました。

帰路です

前日はあれだけ天気が良かったのに。。。 この日は最後までどんよりとした曇り空でした。

日没前に少し太陽が顔を覗かせました。 終着地のウィルダネス・アクセス・センター (Wilderness Access Center)へはまだもう少しかかります。

到着10分くらい前に見つけたムース(Moose)です。 やはり朝・夕は動物の活動が活発になります。

ムースがのしのしと歩む動画です。 ぜひどうぞ。

まとめ

マッキンリー山や多くの野生動物を見ることができるデナリ国立公園の奥の方へは一般車両の進入が制限されているためバスツアーに参加する必要があります。 このバスツアーはとても人気がありネットでの事前予約をする方が良いでしょう。

動物は朝の早い時間帯の方が活発に活動しているので、バスツアーも早い時間帯の出発から予約が埋まっていきます。 往路は左側の方が景色が良く動物が見えやすい。 バスは乗降可能なシステムなのでトイレ休憩では指定の時間までに必ず戻りましょう。

暖かい恰好をしていきましょう。 双眼鏡は必須。 運が良ければ、すぐ近くで野生動物を見ることができますが、少し離れていても双眼鏡があれば大丈夫です。 天気が良ければマッキンリー山まで見通せます。 Wonder Lakeの湖畔には小さな虫がたくさんいた。 Wonder Lakeへのバスツアー利用の場合は虫よけスプレーがある方が良いでしょう。