キャピトル・リーフ国立公園 切り立った断崖を下から眺めるだけでなく登ってみた!

アメリカ

今年最後6回目のアメリカ個人旅行

年6回のアメリカへの個人旅行を実践して3年目。 2017年最後のそして6回目のアメリカ個人旅行では11月の丸々1か月間をアメリカで過ごしてきます。 ラスベガスを起点にネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の自然を楽しむ予定です。 この1か月間の旅のあらましはこちらの記事に、一連の旅行記事はこちら(2017 11月 アメリカ(モニュメントバレー、The Waveなど))に順次追加してゆきます。

米国1か月間の旅行 ~ DAY 12~13

今回は米国への出発から現地出発までがちょうど30日間です。

何日目かが分かるように、DAY X でカウントしていくことにします。

DAY 12~13はキャピトル・リーフ国立公園 (Capitol Reef National Park) へ行ってきました。

キャピトル・リーフ国立公園 (Capitol Reef National Park)

キャピトル・リーフ国立公園は、ユタ州南部中央に位置する断崖、峡谷、ドーム、ブリッジが織りなす隠れた宝物と評されています。 この見事な景観は、ウォーターポケット褶曲 (Waterpocket Fold) や地球の皴と呼ばれる160キロメートルを超える壮大な地形の隆起によって形成されました。 地質学的には興味ある経過を経ているようですが、エイドリアンには専門的なことは良く分かりません。 詳しくはこちらをご覧ください。

アメリカの国立公園局が運営するキャピトル・リーフ国立公園のオフィシャルサイトはこちらです。

Capitol Reef National Park (U.S. National Park Service)
Located in south-central Utah in the heart of red rock country, Capitol Reef National Park is a hidden treasure filled with cliffs, canyons, domes, and bridges ...

ブライスキャニオンからキャピトル・リーフ国立公園へ

ブライスキャニオン国立公園の観光が終わったのち、キャピトル・リーフ国立公園へ向かいました。 UT-12号線をひたすら走りました。

UT-12号線は景観がいい

ルート検索するともう少し短い時間で辿り着けるルートも出てきますが、このルートは景観がいいので選びました。

景観が良すぎてビビってしまうところも

迫力満点です

UT-12号線を走っていると、両側から絶壁の挟み撃ちにあいます。 迫力満点、一気に駆け抜けてしまうのはもったいないのでゆっくり走りました。 動画でお楽しみください。

キャピトル・リーフ国立公園の紹介

トーリー (Torrey) という街でUT-12号線に別れを告げ、右折してUT-24号線へと入ります。 もうキャピトル・リーフ国立公園は目の前です。

到着! お決まりの写真です

アメリカの国立公園、国定公園のエントランスにある看板では皆さん良く写真を撮るので駐車スペースを設けてくれていて便利です。

ビジターセンター

エントランスからビジターセンターまではもう少し走ります。 ここで園内のマップや見どころを教えてもらいました。

Chimney Rock Trail

ここはエントランス近くのトレイル。 最大標高差590フィート(180m)、距離3.6マイル(5.9km)あります。 小さいながらも駐車場がしっかりと整備されトイレもありました。

以下の写真はクリックすると拡大します。

今回は時間がなかったので、このトレイルは入り口までです。

Panorama Point

ここでは夕方綺麗なサンセットの写真を撮れるとビジターセンターで紹介してもらったのですが、あいにく夕方は曇り空になってしまいました。

ぐるりと見渡すとこんな感じです。

動画にも撮ってみました。

いつか、天気の良い夕方に再チャレンジしてみたいです。

Petroglyph Panel

ペトログリフは古代人が岩板に描いた文字や絵などの彫刻のこと。 現地にあった説明です。 こんな感じで岩に彫刻していったみたいです。

どこにペトログリフがあるかわかりますか?

クリックすると拡大します。 左から右へ順にクローズアップしていきます。

名前の付いたいろいろな岩

キャピトル・リーフ国立公園には名前の付いた断崖や岩がたくさんあります。 そのうちから写真に収めた一部を紹介します。

クリックすると拡大します。

Hickman BridgeとRim Overlookのトレイルハイキング

ビジターセンターで、半日程度でちょっとハードなハイキングをしたいなら、Hickman BridgeとRim Overlookが良いよと薦めていただきました。 断崖を下から眺めるだけでなく、是非Rim Overlookで上から眺めてみてよ!爽快だよ!とのことでした。

この2つは両方とも同じ出発点。 途中で道が枝分かれします。 出発地点は駐車場が整備されトイレもあります。

出発地点の案内板です。

トレイルマップです。

下の地図はクリックすると拡大します。

Hickman Bridgeまでは往復1.8マイル(2.8km)、最大標高差は400フィート(122m)です。 Rim Overlookまでは往復4.6マイル(7.2km)、最大標高差は1130フィート(338m)です。 両方行くとアップダウンの激しいトレイルを9km(途中の分岐点までは共通のトレイル)程度歩くことになります。 エイドリアンは500ミリリットルのペットボトルの飲料水を2本持って行きましたがちょうどくらいでした(2017年11月)。 夏場であればもっとたくさんの飲料水を持って行く方が良いでしょう。

スタート地点

ここがスタート地点です。

クリックすると拡大します。

岩に落書きする人がいるんですね。 絶対にやめましょう。 そんなDQNには300ドルの罰金だけではだめです。 それプラス1年間公園の無償清掃奉仕させるとかしちゃいましょう。

このトレイルが始まってすぐのところにある注意書きです。 さすがアメリカ、完全に自己責任の世界です。 取り敢えず、この先150メートルは駆け足で通り抜けました。

クリックすると拡大します。

分岐点

スタートしてから10~15分程度で分岐点に到達します。

左に行くとHickman Bridge、右へ行くとRim Overlookです。 まず左のHickman Bridgeへ向かいます。

クリックすると拡大します。

 

Hickman Bridgeは大きい。本当に大きいです

見えてきました。 大きいです。 本当に大きいです。 こんな大きな橋状の岩が崩れずに形を保っているのが不思議です。

いろいろ角度を変えて撮ってみました。

クリックすると拡大します。

動画も貼っておきます。 是非どうぞ!

次はRim Overlookへ

Hickman Bridgeを堪能したら来た道を戻ります。

先ほどの分岐点で、今度は右へ進みます。

クリックすると拡大します。

 

Hickman Bridgeを上から眺めることができます

先ほど見たHickman Bridge。 少し距離があるので大きさをあまり感じません。 やはりすぐ近くにまで行ってその大きさを体感したいですね。

さらに進みます。 案内板はありません

足跡と踏み分けられたトレイルらしきものを見極めながら進みます。 途中、岩場の上では積まれた小石の山だけが頼りです。

クリックすると拡大します。

Rim Overlookからの眺めは爽快!

Rim Overlookに到着です。 いやー、これはいい眺め。

ここへ上ってくる途中でかなり汗をかいています。 冷たい風に吹かれて気持ちよいです。

クリックすると拡大します。

動画も貼っておきます。 是非どうぞ!

まとめ

ユタ州南部中央にあるキャピタル・リーフ国立公園へ行ってきました。 知名度はそれほど高くありませんが、断崖、峡谷、ドーム、ブリッジが織りなす隠れた宝物と評されています。

ビジターセンターで薦めてもらった約半日のトレイルハイキングに臨みました。 Hickman BridgeとRim Overlookへのトレイルです。 歩いた距離は約9キロメートル、最大標高差は338メートルです。 Hickman Bridgeは橋状の本当に大きな大きな岩が崩れずに形を保っています。 Rim Overlookではバレー全体が見渡せるいい眺めに汗をかいた後の爽快感で大満足でした。

他にもキャピトルリーフ国立公園内で撮った多くの写真・動画を貼っています。 是非ご覧ください。

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