キャニオンランズ国立公園、Upheaval Domeはアリゾナの大隕石孔より大きい!

今年最後6回目のアメリカ個人旅行

年6回のアメリカへの個人旅行を実践して3年目。 2017年最後のそして6回目のアメリカ個人旅行では11月の丸々1か月間をアメリカで過ごしてきます。 ラスベガスを起点にネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の自然を楽しむ予定です。 この1か月間の旅のあらましはこちらの記事に、一連の旅行記事はこちら(2017 11月 アメリカ(モニュメントバレー、The Waveなど))に順次追加してゆきます。



米国1か月間の旅行 ~ DAY 15

今回は米国への出発から現地出発までがちょうど30日間です。

何日目かが分かるように、DAY X でカウントしていくことにします。

DAY 15はキャニオンランズ国立公園 (Canyonlands National Park) へ行ってきました。

キャニオンランズ国立公園
(Canyonlands National Park)

キャニオンランズ国立公園は、ユタ州南東部に位置するコロラド川とグリーン川によって浸食された峡谷です。 この国立公園は峡谷で3つのエリアに隔てられています。

3つのエリアをイメージするためにまずこの地図を見ましょう。(飛び地となる、”Horseshoe Canyon”というところもあります。)

https://www.nps.gov/cany/planyourvisit/upload/2017CANYNews_forWeb_v2.pdf

これら3つのエリアのアクセスは次の通りです。

  • アイランド・イン・ザ・スカイ (Island in the Sky)・・・公園北部、モアブから40分
  • ニードルズ (The Needles)・・・公園南東部、Monticelloから1時間
  • メイズ (The Maze)・・・公園西部、もっとも遠隔地域にあり未舗装道によるアクセス

このアクセスを地図上で示すとこの通り。

https://www.nps.gov/cany/planyourvisit/upload/canymap.pdf

公園内でこれらの3つのエリアをつなぐ橋や道路はないので、3つのエリア間の移動のためにはいったん公園の外へ出てぐるりと回って他のエリアへドライブする必要があります。

アメリカの国立公園局が運営するキャニオンランズ国立公園のオフィシャルサイトはこちらです。

アーチーズからキャニオンランズ国立公園へ

DAY 14とDAY 15 の午前中までアーチーズ国立公園の観光を楽しみ、DAY 15 の午後にキャニオンランズ国立公園へ向かいました。 向かったのは3つのエリアのうち、アーチーズ国立公園(モアブエリア)からのアクセス良好な “アイランド・イン・ザ・スカイ (Island in the Sky)” です。

公園エントランス・ビジターセンター

お決まりの一枚です。 キャニオンランズ国立公園 “アイランド・イン・ザ・スカイ (Island in the Sky)” のエントランスです。

こちらはビジターセンターです。

このビジターセンターに到着したのが午後2時頃。 サンセットまで約3時間あります。 その時間でどのように見どころを回るのが良いかアドバイスしてもらいました。

下の地図をクリックするとアメリカ国立公園局のオリジナルの地図が開きます。

https://www.nps.gov/cany/planyourvisit/upload/ISKYmap_web.pdf

(2017年12月25日 追記)
国立公園局(NPS)のサイトには以下のような記述があります。 これは本当にエイドリアンも実感するところで田舎道や山奥、国立・国定公園などでは、カーナビ (GPS) はあまり当てにならないです。

We strongly recommend using a map to reach Island in the Sky. A navigation system may send you the wrong way.

この地図の上の方にあるのがビジターセンターです。

まず最後にGreen River Overlookで美しいサンセットを見るのが良いだろうとなりました。

それまでに、Upheaval Dome(隕石孔)、Mesa Arch、Grand View Point Overlookを時間に合わせて回ればよいだろうとのこと。 Upheaval Dome以外はそれほど歩かないので簡単に回れそうです。

バリンジャー・クレーターとかMeteor Craterと呼ばれているアリゾナの有名な大隕石孔には5回以上足を運んでいるエイドリアンでしたが、キャニオンランズ国立公園の中に大きな隕石孔があるとは知りませんでした。 これは行ってみなければと、頭の中では優先順位一番になっていました。

Upheaval Dome

真っ先にやってきたUpheaval Dome。 ビジターセンターで隕石孔だと紹介してもらったところです。 駐車場脇にある案内板です。

下の写真はクリックすると拡大します。

後で調べてみると、直径が5キロメートルもあるんだとか。 でかいです。 アリゾナの大隕石孔よりも大きいじゃないですか!

1つ目のOverlookまでが0.5マイル(800メートル)、2つ目のOverlookまでがさらに0.4マイル(640メートル)です。 この距離なら、両方いけるだろうと考えました。

First Overlookへ

まずはFirst Overlookです。 登り始めて数分のところで振り返るとこんなにもきれいな風景が現れました。

案内の通りに進むと15分ほどで到着しました。 途中のルート上の写真をギャラリーにしました。 クリックすると拡大します。

First Overlookからの眺めです。 これが隕石孔ならホント大きすぎるよ!

クリックすると拡大します。

Second Overlookへ

2つ目のOverlookへも行かずにはおれません。 1つ目までが簡単なトレイルだったこと、2つ目までもおそらく似たようなものだろうし1つ目よりも距離は短いのだからさほど時間はかからないだろうと考えました。 これが大きなミスでした!

クリックすると拡大します。

到着です!

転落しないようにフェンスが張ってあります。

左、真ん中、右と順に撮り、ギャラリーにしました。 この写真ではなかなか迫力が伝わらないと思います。 クリックすると拡大します。

グーグルさんが自動でパノラマに加工してくれました。

結局、このUpheaval Domeで時間を食いすぎてしまい、他のところへ行く時間が無くなってしまいました。 この後はGreen River Overlookのサンセットだけです。

これは隕石孔なの?

このドーム、隕石孔ならもっと有名であってもいいはずなのにと思い調べてみました。 このドームの形成には2つの説があるとのことです。

  1. 塩ドーム説 太古の海から陸地になった時に蒸発して堆積した塩が後に隆起し(塩の方が岩石よりも密度が低いため浮き上がった)、岩の層を突き抜けて現在のような形になったとする説
  2. 隕石孔説 今から6000万年前に隕石が衝突してできたという説

最近の研究結果では、隕石孔説が有力になっていますが、まだ完全に謎が解決されたわけではなさそうです。 夢があっていいです。

Green River Overlook

サンセットを見るためにやってきました。

お見事です!

日没間際よりも30分くらい前の方がきれいに赤く染まって見えました。

Green River Overlookで何が見えるかを説明してくれています。 クリックすると拡大します。

日没です。 20人弱程度の人が集まっていました。 皆さん、きれいなサンセットの光景を眺めることができてよかったですね!

動画も貼っておきますので是非どうぞ!

まとめ

ユタ州南東部に位置するコロラド川とグリーン川によって浸食された峡谷からなるキャニオンランズ国立公園へ行ってきました。 この国立公園は峡谷で3つのエリアに隔てられています。 今回訪れたのは、”アイランド・イン・ザ・スカイ (Island in the Sky)”のエリアです。

Upheaval Domeは直径5キロメートルもある大きな孔です。 地殻変動によってできたとする説と隕石の衝突によってできたとする説がありますが、最近の研究では隕石の衝突によってこの大きなドームができたとする説が有力になっています。 このドームへは簡単なトレイルを15分程度歩けば見に行くことができます (First Overlook)。 もう一つ奥の方にも見学場所(Second Overlook)がありますがトレイルとしては難しい部類に入ると思います。

Green River Overlookのサンセットは圧巻でした。 遠くの方にまで続く峡谷を夕陽が赤く照らし、ここは本当に地球なのかと思わせるほどの幻想的な景色を見せてくれました。

よく写真で紹介されるMesa Archには今回時間がなくて行くことができませんでした。 Grand View Point Overlookは今から20年位前に行った思い出の地であり、また行きたかったのですが同じく時間切れで今回は行くことができませんでした。 これら2つの忘れ物を探しにまた今度チャレンジしてみたいと思います。