ツーソン郊外キットピーク国立天文台は世界最大級 ナイトプログラムはとても魅力的

今年最後6回目のアメリカ個人旅行

年6回のアメリカへの個人旅行を実践して3年目。 2017年最後のそして6回目のアメリカ個人旅行では11月の丸々1か月間をアメリカで過ごしてきます。 ラスベガスを起点にネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の自然を楽しむ予定です。 この1か月間の旅のあらましはこちらの記事に、一連の旅行記事はこちら(2017 11月 アメリカ(モニュメントバレー、The Waveなど))に順次追加してゆきます。



米国1か月間の旅行 ~ DAY 23 ~ DAY 25

今回は米国への出発から現地出発までがちょうど30日間です。

何日目かが分かるように、DAY X でカウントしていくことにします。

セドナでの滞在を楽しんだあと、DAY 23 にツーソンへ移動し、DAY 24とDAY 25はツーソンを中心に観光を楽しみました。

DAY 24は、ツーソンから長距離日帰りドライブでメキシコ国境近くまで行ってきました。 珍しいサボテンがたくさん生えているオルガンパイプカクタス国定公園のトレイルをハイキングし、メキシコ国境を見学しました。 今日は、その帰り道に立ち寄ったキットピーク国立天文台 (Kitt Peak National Observatory) の紹介です。

メキシコ国境からキットピーク国立天文台へ

メキシコ国境付近からキットピーク国立天文台まではまでは約190キロメートル、2時間のドライブの距離です。

サボテンがところどころに自生しているだけの右の写真のような単調な道を走り続けました。 対向車もめったにすれ違わないという中で次第に睡魔に襲われました。 時々、脇に車を停め休憩しながら移動しました。

キットピーク国立天文台
(Kitt Peak National Observatory)

キットピーク国立天文台 (Kitt Peak National Observatory) は、アメリカ合衆国アリゾナ州南部ツーソンの西方のクウィンラン山(6,875フィート / 2,096m)の山頂にあるアメリカの国の研究機関としての天文台です。 JAXAのホームページでキットピーク天文台のことを紹介してくれています。

ドームの数が全部で13、研究員、職員も数百人と、世界最大規模の天文台です。口径381cm反射望遠鏡をはじめとして、いくつかの望遠鏡があり、これらをアメリカ各地の大学の研究者も使うことができるようになっています。

「宇宙情報センター」は、人類と宇宙への関わり合いを大切にしながら、さまざまな情報をどんどん吸収して、みなさんにお伝えしていきます。

この麓の案内板のすぐ先にゲートがあります。 午後4時までにゲートをくぐる必要があります。

キットピーク国立天文台の山頂へとつながる道への案内板。ここからまだ20キロメートル近く急な坂道を上っていく

キットピーク国立天文台 (Kitt Peak National Observatory)のオフィシャルサイトはこちらです。 この天文台の略称は頭文字をとって、KPNOです。

急な山道を20キロメートル近く走ります

ツーソン市内中心部からだとキットピーク国立天文台まで直線距離では西南西の方角に70キロメートルほどですが、上の看板のところを左折して山頂へ向かうクネクネ道が20キロメートル近くもあります。

クリックすると拡大します。

キットピーク国立天文台に到着

天文台の駐車場に到着したのが午後3時30分過ぎ。 車を停めてビジターセンターへ向かおうとしました。

ここで、恰幅のいいお兄さんが近寄ってきて、「車をこっち向きに停めてよ~。」と指示されます。 車を移動させると今度はいきなり車のヘッドライトのところを分厚い紙で覆いテープで貼り付け始めます。 「なんで?」って聞くと、「天体観測の邪魔にならないようにするんだ」とのこと。 あたりを見回すと、すべての車のヘッドライトが分厚い紙で覆われています。 すごいなあ~、と感心したものの、「暗くなる前に帰るんだけど」、と教えてあげると「そうだったの? この時間帯に来るお客さんはみんなナイトプログラムに参加するからねえ」とのことでした。 エイドリアンは下調べ不足でお兄さんの言っていることが良く理解できませんでした。 このあたりはまた後程説明します。

この木の案内板、どこがどうしてるのか関係が良く分かりませんが、いろいろな機関が協力し合って運営されているということだけわかりました。

ビジターセンター

ちゃんとビジターセンターがあります。 クリックすると拡大します。

ナイトプログラム

ビジターセンターに入ると受付係の方が帰り支度を始めていました。 「もう終わり?」と尋ねると、「そうねえ。もう帰る時間なの」とのこと。 「ナイトプログラムに参加するの?」とここでもナイトプログラムの言葉が。 受付のすぐ脇にあるホワイトボードを見てナイトプログラムが何であるかが理解できました。

ナイトプログラムは夕食つきの天体観測会です。 「今日これからやるの?」と聞くと「そうだよ。今晩参加するなら手続きしてあげるわよ」と優しい言葉をかけていただきました。 心の中では、『この世界最大規模の天文台で満天の星空を楽しみたい! とても魅力的、是非参加したい!』と叫んでいたのですが、夕方のサワロ国立公園(次回紹介予定)にも行く予定にしていたので、「また今度にする」ということにしました。

今度来る時の参考に、「ナイトプログラムに参加するのに予約しておく方がいい?」って聞いたら、「予約してなくてもまあ大丈夫よ」とのことでした。 でもやっぱり予約しておく方が安心ですね。 キットピーク国立天文台のオフィシャルサイトの中にある「Nighttime Programs」のページにプログラムのことが詳しく書いてあり、そこで予約をすることができます。

天体観測に光は大敵

ビジターセンターの受付横に置いてあったレターサイズの案内リーフレットです。 ナイトプログラムに参加する際の注意事項が細かく書かれています。 すべて、光に関することです。 これを見て、駐車場で出会ったお兄さんの役割が良く理解できました。

天体観測に支障が出ないように日没後はカメラやスマホ、タブレットの使用は禁じられています。 またナイトプログラム終了後の車での下山方法を読むと、本当に光をコントロールしようとしているんだなという真剣さが良く伝わってきました。

ドームがたくさんありました

山頂をぶらぶらしました。 マップをもらい損ねたのでどのドームが何であるか良く分かりませんでした。 写真写りの良さそうなものを貼っておきます。 クリックすると拡大します。

夕方のサワロ国立公園へ

夕方のサワロ国立公園はエイドリアンにとってはマスト。 午後4時過ぎにはキットピーク国立天文台を出発しました。 下山し、AZ-86Eへとツーソン (Tucson) に向けて右折です。 ちなみに、Ajoという地名の発音は「アホ」です。

メキシコ国境に近いこのエリア、ツーソンに近づくとまたもや検問です。 クリックすると拡大します。

次回は、サワロ国立公園を紹介します。

まとめ

アリゾナ州ツーソン郊外の標高2,000メートルを超える山頂にあるキットピーク国立天文台は世界最大規模の天文台でありアメリカの公的な研究機関です。 ツーソン市内中心部から走行距離約90キロメートル、1時間20分程度かかります。 メキシコ国境に近く途中検問所があります。

天文台には大型の望遠鏡を収めるドームが13基もあります。 天文観測には光は大敵です。 日没後の電子機器や車のライトの操作に関する細かい決まりがあります。 ナイトプログラムは夕食付きの星空観測会。 世界最大規模の天文台で満天の星空を楽しみたい、と思ったのですが、今回は時間の都合でパス。 次回は是非ナイトプログラムに参加したいです。