超人気のマウイ島ハレアカラ山頂の日の出観賞には予約が必要に。あなたはどうする?

アメリカ

シアトルを起点にハワイ旅行

2017年8月21日に観測された皆既日食を見る旅(2017 8月 アメリカ(ワシントン-オレゴン 皆既日食!))終了後、シアトルを起点にハワイへ行く旅がスタートします。 目的地はマウイ島。 このハワイ・マウイ島へ行く旅の一連の記事は、2017 8月 アメリカ(ハワイ)でご覧いただけます。

ハレアカラ山頂の日の出観賞が予約制に

2017年8月末のある日の午後、マウイ島の標高3000メートルを超えるハレアカラ山頂へ向けてクネクネの山道をドライブしていました。 サンセットを見るためです。

すると、道路の脇にこういう注意を促す電光掲示板がありました。 どうやら、朝の3時から7時まで公園内で日の出を見るためには予約が必要になったようです。

エイドリアンは今回はサンセットを観賞するために山を上る途中だったので問題ありませんでしたが、これが日の出を見るための深夜の真っ暗な時間だったらと思うとゾッとします。 ネットで検索してみると、ハレアカラ山頂の日の出観賞に予約が必要ということを知らなかったという書き込みがいろいろと出てきます。

ハレアカラ山頂 日の出観賞の予約の詳細

オリジナルの詳細情報は、アメリカ国立公園のオフィシャルホームページをご確認ください。(いろいろなホームページに書き込みがありますが、読者の皆さんが最終的にたどり着くべき情報はオフィシャルのソース情報です。 これ大事ですよ!)

Haleakala Sunrise Reservations - Haleakalā National Park (U.S. National Park Service)

ハレアカラ山頂の日の出観賞に関する予約は大切な情報ということなのでしょう、日本語表示もあります。 アメリカ国立公園のホームページで日本語記載というのは初めて見ました。 オフィシャルページに書かれている日本語は次の通りです。

ハレアカラ国立公園からサンライズ・ウオッチングを計画の皆様へ
日の出眺望には事前に予約が必要です

2017年2月1日より、ハレアカラ山からの日の出眺望には予約が必要となります。予約は次のウエブサイトからのみ受け付けます。 www.recreation.gov.
予約料金は車1台につき$1.50です。入国予定日の60日前から予約できます。

午前3時から午前7時の間にハレアカラ山頂へ入園する際には、予約者本人の1日予約券の領収書、及びパスポートなどの写真入り身分証明書の提示が求められます。

公園入園料は別料金です。山頂手前の料金所にてお支払いください。クレジットカードも受け付けます。入園チケットは3日間有効です。再入園には領収書を提示してください。

サンライズのための、各種のインフォーメーション(ドライビング時間、服装など)は、www.nps.gov/hale/planyourvisit/index.htm にて案内しております。

Haleakala Sunrise Reservations - Haleakalā National Park (U.S. National Park Service)

少し補足すると

何はともあれ予約なしには話が始まらない

まず、ツアーに参加するのではなく、個人でサンライズを楽しみたければ予約が必要ということです。 家族や友人など複数人であっても1台の車に乗れるのであれば1つの予約でOK。
www.recreation.gov のウエブサイトから入っていっても実際の予約ページに到達するのには苦労します。 予約のページへジャンプするのにはこのリンクをクリックすればOKです。(2017年8月31日時点)

「Book Now」というボタンをクリックするといよいよ予約のページです。 でもその前に、「Book Now」のすぐ下にある「Know Before You Go:」をよく読みましょう。 重要なことがたくさん書かれています。

予約は簡単ではないと知るべし

この記事を書いているハワイ時間の2017年8月30日のお昼の時点で、サンライズ観賞の予約の空きがあるのかチェックしてみました。 予約は前日の午後4時までになっているので、予約できるのは8月31日以降ということになります。

8月31日からその先の日を見ていきますがいつまでたっても空きがある日が出てきません。 一番直近で空きが確認できたのが9月14日でした。 2週間以上先の日です。 タイミングによって結果は異なるかもしれませんが、マウイ島で非常に人気の高いハレアカラ山頂でのサンライズ観賞の予約は簡単でないということが分かっていただけたでしょうか。

別料金の公園入園料とは

下の写真はハレアカラ国立公園の入り口の料金所です。 ここで “別料金” と記載のある公園入園料を支払います。 この公園入園料は、朝であろうが昼間であろうが夜中であろうがいつであっても公園に入る場合に支払う料金です。

公園入園料のメニューです。レンタカーを借りて個人で入園する場合には何人乗っていても車1台の料金で$25です。 もし、アメリカの国立公園を年に4回以上訪れる予定があるなら年間パス$80を購入する方がお得です。

ハレアカラ国立公園のこの料金所は無人で自動券売機でチケットを購入するようになっていました。 ところが自動券売機のボタンの中に年間パスの選択がないんです。 ここで年間パスを購入したい人はどうすればいいのか。。。

この自動券売機での支払いはクレジットカードでOK。(現金で支払いできるかどうか確認しなかったなあ。) なお、JCBでも支払いOKになっていました。 JCBはまだまだアメリカでは利用できるところが少なくて困るのですが、こんな山奥で使えるとはびっくり。 JCBさん、頑張ってますね。

サンライズとサンセットどっちがいい?

サンライズの人気が高いというのはそれだけ良い何か、感動する何かがあるのでしょう、たぶん。 でも、ここで動画を反対に回せばどっちでも一緒じゃないかと思いませんでしたか? エイドリアンはその一人です。

もし、初めてハレアカラ山頂に自分でレンタカーを使って上り、サンライズとサンセットのどちらを観賞しようか迷っているあなたのために比較表を作ってみました。

 サンライズサンセット
予約必要

予約は難しいと知るべし。早めの予約が必要。天候が悪いから明日という柔軟な対応ができない(振替はできるが翌日や翌々日に空きがある可能性は低い。しかも払い戻しはなし)

不要

もし数日の余裕があるなら天候の様子を見て、ベストの日を選べばよい

必要料金国立公園入場料   $25 / 車1台
サンライズ予約料金 $1.5 / 車1台
国立公園入場料   $25 / 車1台
山道を
上るとき
深夜の本当に何も見えない真っ暗なくねくねの山道を3000メートル超の山頂へ向けて初めて上ることになる。深夜には動物が道路上に出てくる確率も高くなる。慎重な運転が求められます初めてくねくねの山道を3000メートル超の山頂へ向けて登るにしても明るい時です。途中の分かれ道も間違えることはないはず。楽です
寒さ対策頂上は標高3000メートル超です。朝は一日のうちで一番冷え込む時です。しっかりとした防寒対策が必要です日没に向けて急激に冷え込みますが朝ほどでありません。その時に応じた寒さ対策はしましょう
懐中電灯頂上に到着しサンライズ間際までは真っ暗な時間が続きます。初めての場所で真っ暗です。車を出て歩くには懐中電灯が必要サンセット後、ほどなく車に戻るなら懐中電灯は不要
山道を
下るとき
もう太陽が昇って明るくなっているので楽ですね日没後の下山なので暗い。日没後間もない間は少し明るさが残っていること、上りで一度は走った道なので心理的に安心感があります
 駐車場予約があれば駐車場の心配はない頂上の駐車場はそれほど大きくない。満車になると約90メートル標高が低いところにある駐車場へ誘導される可能性がある

どうでしょうか、サンライズとサンセットのどっちにするか決まりましたか?

エイドリアンのおすすめ

どうしてもサンライズじゃないといや、というのであればサンライズで決まりです。 がんばって早めの計画を立てそれに応じて予約を早い段階でとるか、あるいはツアーに参加するかですね。

一方、サンライズとサンセットどっちにしようか悩んでいる、特にハレアカラ山は初めてという方にはエイドリアンは比較表をもとに無理がないサンセットをお勧めします。

次回は、サンセット観賞に実際に向かった時の体験記事です。 お楽しみに。

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