モニュメントバレーの凸凹道・バレードライブを自分で運転

アメリカ

今年最後6回目のアメリカ個人旅行

年6回のアメリカへの個人旅行を実践して3年目。 2017年最後のそして6回目のアメリカ個人旅行では11月の丸々1か月間をアメリカで過ごしてきます。 ラスベガスを起点にネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の自然を楽しむ予定です。 この1か月間の旅のあらましはこちらの記事に、一連の旅行記事はこちら(2017 11月 アメリカ(モニュメントバレー、The Waveなど))に順次追加してゆきます。

米国1か月間の旅行 ~ DAY 16~21

今回は米国への出発から現地出発までがちょうど30日間です。

何日目かが分かるように、DAY X でカウントしていくことにします。

DAY 16~21はモニュメントバレーで5泊6日の滞在を楽しんできました。

今日はモニュメントバレー内のバレードライブを運転してきたときのことを紹介します。

モニュメントバレー・バレードライブ

バレードライブはモニュメントバレーのバレーの底にあるビュートやメサを間近で見ることができる17マイル(27Km)にも及ぶ未舗装の凸凹道。 バレードライブは、ループドライブ、バレーロードなどともいわれます。

モニュメントバレーのよく見る光景はこういったのです。 これをバレーの底まで下って行くのです。

どういったところを運転するかイメージできるように動画を貼っておきます。

この動画はまだましな方で、ひどいところでは車内で体が本当に飛び跳ねそうなくらいになるような凸凹ガタガタ道のところもあります。

料金所で地図をゲット

前回の記事で説明したモニュメントバレーの料金所にて見開きの地図をゲットします。 料金所で入園料金を支払うことにより、バレードライブを運転することができるようになります。

下の地図はクリックすると拡大します。

モニュメントバレーの地図(赤の点線がバレードライブ)

バレードライブ部分を拡大します。 赤の点線でつながっているのがバレードライブで、”Restricted Access Beyond This Point” とあるところから先へはガイド付きツアーのみ進入できます。 他にもバレードライブを走っていると “Private Road” の立て看板が時々出てきますがそこへは進入禁止です。 モニュメントバレーの公園内には現在でも約300人のナバホ族の方々が暮らしているからです。

バレードライブに沿って番号が1 ~ 12 まで振られています。 各番号のところに何があるか・何を見ることができるかについては以下の説明が役に立ちます。

モニュメントバレー・バレードライブロードの説明

それから、こちらはバレードライブを利用する際のガイドラインです。 ドローンの使用はで禁止されています。 6月から8月にかけてはFlash Flood(鉄砲水)の危険性があるようです。

バレードライブを走る際の注意事項(上記ガイドライン以外)

  • バレードライブは未舗装道です。 故障・事故があってもレンタカーの保険対象外となるので、運転は慎重の上にも慎重に!
  • かなりの凸凹道です。 車高の低い車だと凸凹道に車底をぶつけたり、最悪ひっかかる可能性があります。 凸凹道のなかでも一番平らな部分を見極めて進むようにしましょう。
  • 雨が降った後だと道がぬかるんだ深い溝でタイヤが空回りしたり、スリップしやすくなり、凸凹道も相まって思わぬ事故につながります。 天候が悪いときは、ビジターセンターで道路状況を確認する方が良いでしょう。
  • 徒歩での侵入は禁止されています。 すぐ脇を車が走って危ないということもありますが、車が走った後の砂塵がひどく実際のところ歩きたくても歩けたものではありません。
  • 特に夏場は、日差し対策をしっかりし、飲料水をたくさん持って行くようにしましょう。 サングラスは強い太陽の光から目を守るのに是非持って行きたいですね。
  • バレードライブにでるとトイレはありません。 トイレはあらかじめ済ませておきましょう。
  • バレードライブの運転は自己責任です! 以上のことを総合的に判断して、自分の責任で自分の判断でバレードライブを自分で運転するか、あるいはバレードライブツアーに参加するかを決めましょう。

初めてのバレードライブの運転

エイドリアンにとっては今回が初めてのバレードライブの運転でした。 これまでに3回、バレードライブツアーに参加して大体の様子は分かっていましたが、自分で運転することでモニュメントバレーの雄大さをより身近に感じることができました。 また、ツアーに参加せずとも、バレードライブのエリアを回るだけでも十分に楽しむことができました。

まずはスタート地点

出発地点です。

注意事項

スピードの出しすぎに注意

そもそも凸凹道なのでそれほどスピードを出すことはできませんが、スピードは控えめにして安全運転に心がけましょう。

1. West Mitten, East Mitten and Merrick Buttes

バレーへ下り始めます。

最高のショットです!

1.のポイントから見えるWest Mitten, East Mitten and Merrick Buttes(左から順に)です。レフトミトン、ライトミトンの方が通りが良いかもしれません。 ミトンは手袋の意味。 左手の手袋、右手の手袋って言われるとそのように見えてきますね。

パノラマ写真です。

ここではネイティブアメリカンの方々の手作り品がお土産物として売られています。 なんとこの広大な大地のど真ん中にある露店でもクレジットカードを利用できます。 アメリカでは現金を使う機会が本当にありません。

MERRICK BUTTE(メリックビュート)が頭から湯気を出しているようです。(本当は飛行機雲です)

3. Three Sisters

Three Sisters。 John Ford’s Pointの近くから撮りました。 遠くからでもよく目立ちます。

この翌日はモニュメントバレーマラソン大会。 走者用のマイルマーカーが立てられていました。

4. John Ford’s Point

西部劇の映画監督として有名なジョンフォード。 そのジョンフォード監督お気に入りのスポットがここなのです。 ジョンフォード監督の映画に幾度となく使われました。

最高の写真を撮るためには少しばかり出費が必要です。

ループドライブは一方通行です

この先はループドライブへとつながります。 反時計回りの一方通行です。

6. Rain God Messa

地図で見てもわかるようにとても大きいです。 いろいろな角度から写真を撮りました。

 

8. TOTEM POLE

砂岩は侵食が進むにつれて、Mesa ⇒ Butte ⇒ Spire と名前が変わりますが、TOTEM POLEはThree Sistersと同じく、侵食の最終段階にあるSpireです。

遠くの方に見えます。 ガイド付きツアーに参加すれば近くまで連れて行ってくれます。

10.NORTH WINDOW

いい感じです。 エイドリアンの好きなスポットの一つです。

まとめ

5年連続通算9回目のモニュメントバレーへの旅、今回初めて谷底のバレードライブを自分で運転しました。

バレードライブはモニュメントバレーのバレーの底にあるビュートやメサを間近で見ることができる17マイル(27Km)にも及ぶ未舗装のガタガタ凸凹道です。

2時間くらいかけてゆっくりとバレーの景色を楽しんできました。 たくさんの写真を貼っています。 皆さんもモニュメントバレーへ行った気分になって楽しんでもらえると、またこれからモニュメントバレーへ行こうという方々の参考になれば嬉しいです。

なお、レンタカーの未舗装道での運転中の万一の故障や事故は保険の対象外になります。 運転はくれぐれも慎重に! 不安だな、自信がないなと思うときは、ガイド付きのツアー(有料)に参加してしまいましょう。 個人の車が立ち入り禁止の特別な場所にも連れて行ってもらえます。

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