今年最後6回目のアメリカ個人旅行
年6回のアメリカへの個人旅行を実践して3年目。 2017年最後のそして6回目のアメリカ個人旅行では11月の丸々1か月間をアメリカで過ごしてきます。 ラスベガスを起点にネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の自然を楽しむ予定です。 この1か月間の旅のあらましはこちらの記事に、一連の旅行記事はこちら(2017 11月 アメリカ(モニュメントバレー、The Waveなど))に順次追加してゆきます。
米国1か月間の旅行 ~ DAY 3~9
今回は米国への出発から現地出発までがちょうど30日間です。
何日目かが分かるように、DAY X でカウントしていくことにします。
DAY 3~9は”The Wave”へのチケットをかけてガラガラ抽選に臨みました。 ガラガラ抽選については最後にまとめてブログ記事にします。
DAY 9
“The Wave”のガラガラ抽選に外れた後、DAY 9のこの日は拠点にしているユタ州Kanabからのドライブでシーダーブレイクス国定公園 (Cedar Breaks National Monument) というところへ行ってきました。
シーダーブレイクス国定公園 (Cedar Breaks National Monument)
シーダーブレークス国定公園はユタ州南西部に位置する砂岩の尖塔群が見どころの国定公園です。 シーダーブレークス国定公園に行って一番のビューポイントで眺めた感想は、
“ブライスキャニオン国立公園の砂岩の尖塔群に似ているけど深く切り立った感がスゴイ”
というものでした。
アメリカの国立公園局が運営するシーダーブレークス国定公園のオフィシャルサイトはこちらです。
ザイオンやブライスを巡るならもう一足伸ばしてみましょう
今回は”The Wave”のガラガラ抽選にチャレンジしていたユタ州Kanabからシーダーブレークス国定公園へ向かいました。 1時間20分ほどのドライブです。
シーダーブレークス国定公園は、ザイオン国立公園やブライスキャニオン国立公園と同じエリアにあります。 シーダーブレークス国定公園はそれほど名前は知られていませんが時間があればもう一足伸ばしてみても良いかもしれません。
訪問前に事前チェックを
このシーダーブレークス国定公園の看板は、Scenic Drive (Utah Highway 148) と Utah Highway 14 が交わるところにあります。
下の地図の下の方の真ん中あたりです。
Scenic Drive (Utah Highway 148)へ入ればあとは一気に登って到着なのですが、毎年の冬の最初の大雪の後はこの Utah Highway 148 が通行止めになるので注意が必要です。 最新の道路の情報はこちらから確認できます。
冬季は施設は休業、人が少なく景色は見事
ここは入園料金支払所ですが、窓が閉められていますね。
張り紙には冬季期間中は無料と書いてあります。 大事な情報、それは冬季期間中はトイレは利用できないみたいです。 トイレまで8マイル(約13キロメートル)先というのはまたすごいことです。
入園料金支払所から1~2分前のほうに歩いていくとビジターセンターが現れます。 こちらも窓が閉められています。
クリックすると拡大します。
この国定公園は10月中旬から5月後半が冬季期間となってビジターセンターも閉鎖となります(最新情報はこちら)。 厳重に窓が占められてるところを見ると、深い雪に埋もれてしまうのだと思います。
でも心配無用。 冬季期間中は公園の施設はトイレも含めてすべて閉鎖となりますが、公園自体は年中オープンです。 この地までたどり着くことができれば、素晴らしい景色はいつでもあなたのものです。
冬季リクリエーション (Winter Recreation)
張り紙に書いてある冬季リクリエーションが何かを調べてみました。 冬山好きにはたまらない催し物があるみたいです。
- スノーモービル
- スノーシュー & スキー
- ガイド付きスノーシューハイキング
- 星空観賞会
https://www.nps.gov/cebr/winter-activities.htm
POINT SUPREME
この国定公園の見所があるのがPOINT SUPREMEというところです。 駐車場、入園料金支払所、ビジターセンター、そしてこのPOINT SUPREMEはすべて近接していて、すべてが歩いて数分以内のところにあります。
POINT SUPREMEの標高は10,350フィート (3155メートル)です。 空気が少し薄くなっているのでゆっくり歩く方が良いでしょう。
少し歩いていくと大きく切り込んだ峡谷が見えてきます。
視界が開けてくると遠くの方まで峡谷が続いているのが分かります。 この光景は、ブライスキャニオン国立公園と兄弟かと思えるくらいにそっくりです。 この写真だけを見せられたら、ブライスですねと答えると思います。
POINT SUPREMEの先端まで行くと目の前に深く深く鋭く切り込んだ砂岩の尖塔群が視界に入ります。 これはブライスとは違います。
シーダーブレークス国定公園の見どころと言えばこのSUPREME POINTくらいです。 見どころは少ないですが、ブライスキャニオン国立公園とは一味違った峡谷の姿を楽しめます。
エイドリアンがこの地を訪れたのは2017年11月始め。 まだ雪は降っておらず、車でのアクセスは全く問題なし。 観光客は少なく、ほとんど貸し切り状態でこの景色を楽しめました。
まとめ
ザイオン国立公園やブライスキャニオン国立公園と同じエリアにあるシーダーブレークス国定公園。 POINT SUPREMEからの展望はブライスキャニオン国立公園の砂岩の尖塔群と兄弟のごとく似ているけれども深く深く鋭く切り込んだ眺めは一味違ったものでした。
この国定公園は10月中旬から5月後半が冬季期間で入園料金支払所、ビジターセンター、トイレなどは閉鎖されます。 公園自体は年中オープンです。
この国定公園では冬山好きにはたまらない冬季リクリエーションの催し物(スノーモービル、スノーシュー、スキー、星空観賞会)があります。 詳しくはこの記事で紹介したオフィシャルページでご確認ください。
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