シンガポール・香港経由コロラドロッキーへの旅
2018年5月、大阪からシンガポール・香港経由でアメリカ、コロラド州のデンバーへ飛びます。 デンバーを起点にロッキーマウンテン国立公園へドライブし景色の良いトレイルのハイキングを楽しむ旅です。 この一連の旅行記事はこちら(2018 5月 アメリカ(コロラドロッキー)、シンガポール・香港経由)に順次追加してゆきます。
今回の記事では、シンガポール航空のビジネスクラス(新型機ボーイングB787-10)を利用した大阪~シンガポールのフライトを紹介します。
なぜシンガポール・香港経由?
今年2018年に入ってから久しぶりにコロラドロッキーの景色を眺めたいと思い5月にデンバー行きのルートをいろいろと検索していました。 今年はユナイテッド航空の香港発がかなりお得なレートで引っ掛かってきます。 香港発デンバー行きでほぼ決めていて、香港までどうやって行くかを考えている時(2018年2月)に、シンガポール航空の大阪~シンガポールのビジネスクラスが信じられないくらい安いレートで予約できると世間が騒がしくなりました。
どれどれとスマホにシンガポール航空のアプリをダウンロードし検索してみると、5月のシンガポール航空の大阪~シンガポールのビジネスクラス(行きSQ619便と帰りSQ618便)がなんと往復込々で本当に76,010円というのが出てくるではありませんか。 しかも5月3日以降のSQ619便とSQ618便には最新鋭のボーイング787-10型機が投入されると発表されていました(注: 5/3からSQ618, SQ619、5/16からはSQ622, 623も新型機となりました)。 条件の良いチケットはすぐに売り切れてしまうでしょうから、エイやでその場でチケットを購入し、コロラドロッキーへ向かうためのユナイテッド航空の香港~デンバーのチケットを次のように組み合わせることにしました。
- SQ発券で、KIX-SIN-KIX(B787-10ビジネス)
- そこにはめ込む形で、UA発券で、HKG-EWR-DEN-IAH-NRT-HKG(エコノミー)
- 問題のSIN~HKG間は、UAのマイルを使った特典航空券でSQのビジネスを発券
地図の上で眺めるとこのような感じです。
このような流れで、シンガポール・香港経由のデンバー行きの旅程が出来上がったのです。
チェックイン前に関空のぼてぢゅうでPPを使って朝食
シンガポール航空のチェックインの前に関空の3階にあるぼてぢゅうで朝食をいただきました。 プライオリティパスを使って3,400円分の食事をいただけます。 朝早くから並んでいるとかというネット上の書き込みを見たので開店時刻に合わせて関空に到着しました。
シンガポール航空チェックイン、この日はHアイランド
3階のぼてぢゅうで朝食を取った後に4階の搭乗手続きフロアへ上がります。 この日はシンガポール関空の朝の便はHアイランドでチェックインです。 4月に深夜便を利用した時は隣のGアイランドが利用されました。
ラウンジはJALサクララウンジ
関空でシンガポール航空利用の際、ラウンジ利用対象者にはJALのサクララウンジが案内されます。 ぼてぢゅうでしっかり朝ご飯を食べたので、ここでは軽く休憩です。
SQ B787-10 ビジネスクラスを詳しく紹介!
シンガポール航空のB787-10のビジネスクラスに乗るということをツイッターで呟いたら、詳しく紹介してほしいという声がちらほらと聞こえてきたので、今回の搭乗の際にたくさん写真を撮ってきました。 その写真を使って詳しく紹介していきます。 長くなるので、次のようにページを区切ります。 是非最後までご覧ください!
1ページ目 搭乗機材・座席周りの紹介
2ページ目 アメニティ・ 寝具の紹介
3ページ目 機内サービスメニューの紹介
4ページ目 機内食の紹介 (和食)
5ページ目 機内 Wi-Fi を利用した感想
搭乗機材・座席周りの紹介
では、ここから最新鋭の機体ボーイング787-10型機のシンガポール航空ビジネスクラスの機材、座席周りを詳しく紹介していきます。
SQボーイング787-10型機のオフィシャルサイト
シンガポール航空のB787-10型機の公式の紹介ウエブサイトです。 シンガポール航空がボーイングB787-10型機のローンチカスタマーで、思いっきり宣伝しています。
シンガポール航空のB787-10
この日搭乗する機材です。 翼が長ーく見えます。 でも調べてみると787-8, -9, -10とも全幅は60.1メートルで同じでした。
朝出発のシンガポール行きSQ619便
日本とシンガポールには時差が1時間あり、飛行時間は6時間45分です。
2018年5月 SQ619便 大阪・関西空港(KIX)ー シンガポール(SIN)
出発: 10:55 / 到着: 16:40
飛行時間: 6:45
機材: B787-10 (B78X と記載されることもあります)
搭乗クラス: ビジネスクラス
シートマップ
こちらが、今回搭乗した新機材ボーイングB787-10のシートマップです。 長い機体なのですべてのシートを表示すると小さくて見えにくいので前方だけを表示しています。 シートマップをクリックするとシンガポール航空のシートマップのページへ飛ぶようにしています。
最前方のビジネスクラス席は1-2-1の並びで計36席。 全席、通路側に直接アクセスできるようになっています。 真ん中のD席とF席はすぐ隣に顔を見合わせる席と若干距離を置いた席が1列ごとに交互に設置されています。 例えば11Dと11Fの人が知り合いであればいいですが、見ず知らずの人であればちょっと距離が近すぎます。 その場合はパーティションを上げてプライバシー感をアップさせることができます。
今回のシンガポール航空利用の往路(大阪~シンガポール)は真ん中のDのビジネスクラス席、お隣とはちょっと距離のある列の席です。
シンガポール航空B787-10のビジネスクラスの座席周り
落ち着いた色合いのビジネスクラス席です。 シートベルトは肩から掛ける3点式です。 離着陸、地上滑走中は肩のベルトも使用しなければなりません。 リクライニングすると76インチ(約193cm)のフルフラットベッドになります。
ビジネスクラスキャビンの前方から後方を見ました。
前方を見るとこのような感じ。
機内では撮影大会
新しい機材であったためだと思いますが、エイドリアンの周囲では、皆さん、これでもかというくらいに写真を撮っていました。 席を立ち、前方へ行き、後方へ行き、いろいろな角度の写真を撮りまくりです。 珍しい光景でした。
個人モニター
個人用モニターは18インチの大型フルHDタッチスクリーンです。 モニター画面は下向きに傾けることができます。 寝ながら見るときでも見やすいですね。
エンターテイメントオプションは1,000種類をこえるそうです。 沢山の映画が収録されていました。 最新の収録映画等の機内エンターテインメントの情報についてはこちらのSQのオフィシャルサイトでご確認いただけます。
収納
足元前方の下の収納スペースは、離着陸、地上滑走中の時も利用できます。 大きめのバッグでも十分入りました。
雑誌類は足元の収納部の横に入れることができます。
サイドテーブルにある小物入れです。 この小物入れの扉はスライド式です。 開き戸タイプだと、開けた拍子にサイドテーブル上に置いているグラスなどを振り落としてしまうリスクがありますが、これだと安心です。 それに鏡が用意されています。 よく考えられています。
クリックすると拡大します。
安全のしおり
ボーイング787-10型機の安全のしおりです。 使用言語は英語だけ。 あとは絵を見て理解しましょう。
読書灯
頭上には2つの読書灯があり、スイッチを押していくと、交互に、そして両方の明かりが順次点灯するようになっています。
手元の読書灯はシート脇にあり3つ設置されていました。 ボタンを押すことによって角度を変えてお好みの方向を照らすことができます。
ひじ掛け
ひじ掛けは押し下げることができるようになっています。 就寝時など広く使いたい時は押し下げましょう。
テーブル
テーブルは個人用モニターの下から引き出します。 テーブルの下に指を入れてロックを外して手前に引き出します。
見開きのように広げるとこれだけの広さになります。 新聞紙を置いたのでその広さが分かると思います。
ハンドセット、各種ボタン
小物入れ側の座席脇には、各種ボタンが並んでいます。 左から、個人用モニタのON/OFF、フライトアテンダントさんを呼ぶとき、DO NOT DISTURB、座席シートの角度調整、小物入れの照明ボタンです。
その下にはハンドセットがあります。
次ページではアメニティ・寝具を紹介します。
1ページ目 搭乗機材・座席周りの紹介
2ページ目 アメニティ・ 寝具の紹介
3ページ目 機内サービスメニューの紹介
4ページ目 機内食の紹介 (和食)
5ページ目 機内 Wi-Fi を利用した感想
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