世界で評価される手織り伝統工芸品チマヨブランケットのOrtega’s Weaving Shop

アメリカ

2018年最初のアメリカ個人旅行

年6回のアメリカへの個人旅行を実践して2018年で4年目。 2018年最初のアメリカ個人旅行は、1月の後半2週間程度の時間をかけてフェニックスを起点にセドナ、フラッグスタッフ、アリゾナ大隕石孔(ミティア・クレーター(Meteor Crater))、化石の森国立公園(Petrified Forest National Park)、アルバカーキ、サンタフェ、世界遺産タオス・プエブロへとドライブします。 この一連の旅行記事はこちら(2018 1月 アメリカ(セドナ、アリゾナ大隕石孔、サンタフェなど))に順次追加してゆきます。

この旅行の全体のあらましについてはこちらの記事で紹介しました。

今回の記事では、アメリカニューメキシコ州チマヨにある手織り伝統工芸品チマヨブランケット、チマヨベストで知られる Ortega’s Weaving Shop を紹介します。

手作り伝統工芸品チマヨブランケット、チマヨベスト

アメリカのニューメキシコ州サンタフェから北へ40キロメートルほどのところに小高い山に囲まれたチマヨという小さな町(人口約3,000人)があります。 このチマヨの町では、スペインからの移民が手作業による織物の文化を継承しています。 その織物の代表格であるチマヨブランケットやチマヨベストは手織りの伝統工芸品として世界中に広く知られ高く評価されています。

Ortega’s Weaving Shop

オルテガ家は手織りの品質と職人技を8代、140年以上にもわたってこの地で受け継いできました。 Ortega’s Weaving Shopはこのオルテガ家が手掛けるチマヨの伝統工芸品を販売するお店です。

▼ Ortega’s Weaving Shopの正面の写真です。 「オルテガ家の織物店」っていうところでしょうか。 正面入り口ドアの上には、「8 Generations」と書かれています。 8代も続くって本当にすごいことですよね。

▼ 現地で入手したはがきサイズのチラシです。 手織りの品質と職人技に自信あり! アメリカというよりは日本的な表現ですね。 伝統を受け継ぐ気品と歴史を感じます。 クリックすると拡大します。

▼ はがきサイズのチラシの裏面です。 ネットショップについて触れています。 これについてはこの記事の最後に紹介します。 クリックすると拡大します。

▼ Ortega’s Weaving Shopのオフィシャルサイトはこちらです。

Home - Ortega's Weaving
Coats & Vests Coats & Vests Nine generations of authentic New Mexico weaving, perfected. Accessories Accessories Rugs & Blankets Rugs & Blankets Choose from fiv...

アクセスは?

サンタフェからは車で30~40分程度の距離です。 すぐ近くです。 無理せず安全運転で向かいましょう。

先日紹介した「万病を治す奇跡の”聖なる砂(Holy Dirt)”が湧き出るサンタフェ近くのチマヨの教会」からはわずか1マイル(1.6キロメートル)の距離です。 この2か所をセットで回るのが良いでしょう。

チマヨの街は、先日紹介した世界遺産タオス・プエブロからサンタフェへのルート上にあります。 アルバカーキやサンタフェからタオス・プエブロまで足を延ばす場合には是非チマヨの町に立ち寄ってみましょう。 長時間の運転を避け休憩するのにもちょうど良い位置関係になります。

店内の様子

店内は落ち着いた雰囲気でとても静かです。 通路は広く、ゆったりとした感じで織物が並べられています。 店員さんがくっついてくることはなく、こちらの質問には丁寧に答えてくれて居心地が良かったです。 ゆっくり時間をかけてお気に入りを探しましょう! 以下の店内の写真は、店員さんに写真撮影の許可を得てから撮影しています。

▼ 世界的に有名なチマヨベスト、それにチマヨコートです。 たくさん並んでいました。 ウールの肌触りがとても良く個性的なデザインでした。 結構いいお値段していましたが、1点1点手作りで、一生モノといわれています。 安物買いの銭失いではなく、いいものを長く大切に使っていくのに良さそうです。

▼ 絨毯(じゅうたん)、ブランケット、テーブルランナーなど。

▼ こちらはコースターです。

手織り機

▼ 手織り機を見学させていただきました。 エイドリアンは手織り機のことは全くわからないので写真だけ貼っておきます。 クリックすると拡大します。

個人輸入できます

今回の記事を書くためにネット上でチマヨブランケットやOrtega’s Weaving Shopを調べてみると、輸入代理店(日本語サイト)から購入する方法が目立つ中、Ortega’s Weaving Shopのオフィシャルサイトからの個人輸入方法を手取り足取りとても詳しく紹介している日本人が運営する日本語サイト(チマヨベストショップ~チマヨ織りのお宝情報満載)を見つけましたので、ここで紹介しておきます。

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現地のお店へ行けば、自分の眼で見て肌で感じて購入できるメリットがありますが、日本からアメリカのニューメキシコ州チマヨまでは遠い道のりです。 時間的な問題やアメリカで自分で運転するハードルも高くなかなかそういうわけにはいかない方も多いことと思います。 そういう中で個性豊かな優れた一生モノの一品を個人輸入でお得にゲットできるのはとても助かることと思います。

まとめ

  • ニューメキシコ州サンタフェの近くにチマヨという小さな町では、スペインからの移民が手作業による織物の文化を継承しています。
  • この手織りの伝統工芸品は世界中に広く知られ高く評価されています。
  • オルテガ家は手織りの品質と職人技を8代、140年以上にもわたってこの地で受け継いできました。 Ortega’s Weaving Shopはこのオルテガ家が手掛けるチマヨの伝統工芸品を販売するお店です。
  • 時間をかけて丹精込めて作っているので結構なお値段がしますが、現地で実物を見て個性豊かな優れた一生モノの一品だけの価値があると確信しました。
  • アメリカのチマヨ現地に行くには時間や車の運転の問題があって難しい場合には輸入代理店から購入したり、個人輸入することもできます。

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